スマヲタ充電中

慎吾くんから入ったスマヲタ。SMAP復活を諦めないよ

今さらだけど東京初日振り返り

2014年6月9日(月)

この日感じたあの衝撃を私は一生忘れないと思います。
 
前日ぐらいからとにかく胃が痛かったw
なんでただ観るだけの私がこんなに緊張するのかと、まるで自分がこれからステージに立つんじゃないかという勢いぐらいには緊張していたと思います(゜∀。)
 
事前に予習するため、ヅカヲタの友人から花組バージョンのオーシャンズ11の舞台DVDを観せてもらい、蘭寿さんのダニーに釘付け。
 
え?これ絶対主役がひたすら美味しくてかっこいいやつじゃん。
これを慎吾がやるなんてヤバイ。
踊りはともかく…歌大丈夫だろうか((((;゚Д゚)))))))
かなりくっさい愛の歌とかありますけど、慎吾版でも歌うんでしょうか??
ヅカ乙女が歌うからこのくささに耐えられるのであって、生身のおっさんが歌って大丈夫なの?
 
そういう心配も尽きなかったけど、一番気になったのは、前日のパワスプで、慎吾が通し稽古に参加できていないという、つよしもビックリな爆弾発言があったのが一番大きかったかも。
なんでジャ●ーズ事務所は外部の舞台の主演というにもかかわらず、その仕事に専念させられないんだろうなと。
いや、そんな事務所だということは10年前の大河主演の時から、嫌というほど思い知らされてきましたけど、ほんとその腐った体質は変わってないんだなあと。
結果、叩かれるのはタレントなのに…。
 
というわけで前日の晩は不安と心配と胃痛でほとんど眠れませんでした。
あ、でも確かちこっと寝れたなかで観た夢のなかでもさっそくオーシャンズ観に行ってたっけ。
私の席の前にベガスシートの円卓が10個ぐらい縦列していて、舞台がものすごく遠かったという夢だったw
 
その日どんな仕事をしたとか全く覚えていないほど、ほとんど使い物にならず仕事を終えて定時ダッシュしてヒカリエに。
初めてのシアターオーブ、私の会社のデスクから劇場ロビーまでの所要時間23分という好立地w
開演前に食べようと買ったパンがまるで喉を通らず、半分残したことを覚えています。
友とパンフをめくりながら、この慎吾はCG処理されて痩せているに違いないとか茶化すのが精一杯。
 
電話先行でのチケット争奪戦を戦い抜いて勝ち取ったこの日の席はセンターブロックの前から2列目(大阪では2万円にランクアップされたので東京公演ではお得席だったよ!)
私の緊張の半分はこの良席のせいもあったと思う。だってめちゃ舞台近し!真正面だから、ほぼ真横から観るベガスシートよりいいんじゃないの?とか思ったほど。
いきなり初日からこんなイイ席で観ちゃったら、後々の席にガッカリしちゃって舞台面白くなくなるんじゃないかとも思いましたが、初日がこの席じゃなかったら、ここまでハマることは無かったし、舞台がつまらなくなるなんて、まったくの杞憂でした。
ほんと、オーシャンズ11はどこから観ても楽しめる素敵な舞台でした。
 
開演前、後ろの席の方から「三谷さんがきてる!」と騒ぐ声が。その時はお姿を確認できなかったけど、三谷さん来てくれたんだー!とちょっとホッとした。
自分が結びつけたと言っても過言ではない(後日、コラムで「結びつけたのは僕でーす!」と叫んでましたなw)慎吾と耕史くんの10年ぶりのガッツリ共演作品ですもんね。初日に来ちゃったのさすがです!
そうこうしているうちに開演を告げるフランク莉奈ちゃんのアナウンスが!
始まってしまうー!
 
OPはヅカ版と全く同じ。
囚人服を着てせり上がってくる、慎吾のダニー。
ち、ちかああああああい!
暗闇のなか、すぐ目の前に慎吾がいる。
ピンスポが当たる。
あ、緊張してる。
 
慎吾が緊張している。
 
その緊張がはっきりと伝わってくる。
やっぱり稽古不足なのか…。
とにかくセリフが詰まりませんように、舞台が止まりませんように、転びませんように(オイ)
と、仮にも27年もこの世界で生きてきた人に失礼な心配をしてしまう私…。
だってほんとに緊張してた。
あんな慎吾の表情を生で見たのはもちろん初めてで、
慎吾もニンゲンなんだと当たり前のことを認識してみたり。
 
あの顔はずっと忘れないと思います。
 
しかーし、囚人服を颯爽と脱いでからの慎吾ダニーは凄かったのである。
後々、ここで拍手するようになるのだけども、初日は皆驚いて息を呑んだというか、悲鳴を押し殺ししたような、なんとも言えない高揚感が会場中からぞわーっと溢れだしてくるのが肌でわかった。
そして何より慎吾の目がね、とてもギラギラし始めたのです。
よくスポ根マンガに出てくるような目が燃えてる描写しちゃいそうなぐらいに。
やっぱり綺羅びやかなライトを浴びて、音楽とともに身体が動き出すと、香取慎吾の本領発揮だね。
歌はさておき(オイ)
中央に立てば場を圧倒するオーラ、隅っこで座ってるだけでも目を惹く存在感、何気ないシグサだったり、SMAPではどちらかといえば三枚目だったり可愛いポジションを与えられる慎吾が、キザでクールでひたすら二枚目な伊達男を演じている!
こんなにステージで長い時間ずっとカッコイイと素直に言える香取慎吾は、コンサートでもそうお目にかかれないよっ!奥さんっ!
ダンサーさんを従えて踊るなんてのは、コンサートのソロパフォーマンスでもよくやるけど、それよりも何倍もステキ!
ただ、初日辺りはちょっと流しすぎじゃない?と思えるダンスだったのも確か。だんだんそれが公演を重ねるごとに、ダニーがどこ吹く風と余裕かまして踊ってるように熟れてくるんだけどね。
 
蘭とむさんのオーシャンズで観て絶対これはカッコイイだろうと思っていた、1幕ラストの「JACK POT」は初日から想像以上にかっこよすぎて、幕間で私が初っ端に呟いたのがこれ。
 

 

しんでたみたいw

FATE CITY」終わったあとも、思わず隣の友人にイケナイと思いつつ

『かっこいいね(ハート)』

って話しかけちゃったんだよな。
私、慎吾ヲタですけど、そんなに慎吾をかっこいいって手放しで褒めることは滅多にないんで、よっぽどかっこよかったのだと思われます。
目の前で観る慎吾さんって、彫りが深くてまさに西洋彫刻のようなんですよ。人間とは思えない美しさ。
そしてあの宝塚衣装部さんによる素敵なスーツがどれもよく似合うこと!
やっぱりあのがっちり骨太体型と高身長が舞台ではなんと素晴らしき武器になることか!
武器はカラダ!(でももうちょい痩せて!)


トイレに向かう間もずっと興奮しっぱなし。
その途中で座席に座ってる三谷さんをお見かけしたのでした。
「あ、三谷さんだ」って思わず言ったら三谷さんと思い切り目が合いましたw
(通路に立ってこちらに背を向けてる女性にずっと自分の携帯(ガラケー)を見せていたのだけど、他の方の目撃情報によるとどうやらガラケーに保存したお子さんのお写真をミッチーに見せていたとか。じゃああの後ろ姿の女性がミッチーだったのかな。)
まあそんな三谷さんの幕間の様子はどうでもよいですね(オイ)

 

もちろんダニーのかっこよさだけでなく、長年待ち焦がれた、耕史君との舞台共演もほんとに嬉しくて、特に前半の「オーシャンズ10」が始まったとき、

え?あれ?これヅカ版にあったっけ?

ってハテナマークが頭を駆け巡るなか、二人で酒瓶片手に、息のあった歌と振りを観て、やっぱりこのコンビが好きだと改めて思いました。しかもいきなり目の前で観ちゃったからね。たまらないです。

まだ初日なのに、ここはリアルで長年の相棒感がばっちり出てたし、演技の相性がいいのは10年前から知ってたけど、歌の(声の)相性もばっちりだったのがね〜。
一緒に歌ってるのを観て、そういや新選組!のとき、前室で耕史くんのギターに合わせて替え歌とか歌ってた話をしてたことを思い出したり。

でも、まさかこの舞台で新曲を入れてきてくれるとは本当にびっくりでした。
むしろ、慎吾が歌う曲はヅカ版より減ると思ってたんですよ。
稽古時間も少ないだろうし、ダニーの曲の一部をラスティや他の人が半分歌ったりしそうだなあって予想してたのに。

幕開いてみたら、増えてたっていうねwww

 (イケコ先生鬼です(^q^))

耕史くんは増えて当然だろうと思ってたからよかった。ヅカ版だとラスティ曲少ないもんね。


JUMP歌ったあと、イレブンが前に出てくるところだったかな。
めっちゃ耕史くんと目が合ったんだけど、もうね、すげー活き活きとしてるのよw
(私何本か耕史くんの舞台観てきたけど、こんなに楽しそうに舞台やってるの初めて観たよ)

「どうよどうよ? 俺すげー楽しくて幸せなんですけど」っていうようなドヤ顔でさ。
ほんとに良かったね(ほろり)

 

演技指導やジョンソン先生は初日はいたって普通でしたw
演技指導はイェンが指名されて、ヅカ版と違って、これはいろんな人がやるパターンなのねと思いましたっけ。じゃあいつかダニーやラスティがやる日も?!なんてドキドキしてみたり。
イェンはルーベンに確か警備員の前をどう通り抜けるかというシチュエーションの即興芝居をやらせ、その後の場面に出てくる運び屋さんのシーンの前フリをやってたような記憶があります
(このへん定かではないし、どういうヲチが付いたのかもあまり覚えてない。たぶんそんなに面白くなかったのかな(・∀・;))
ジョンソン先生は本当に普通の医者で、ヅカ版に比べたらなんとつまらんと思ったっけw
まさかあれほどまでに進化していくとはこの時はまだ夢にも思わず…

 

最後のカテコは3回ぐらいあったかな。
とりあえず初日が終わって、客席の歓声にホッとした顔していて、誰よりも深々と頭下げて…
(目の前に慎吾の後頭部がぼんと出てくるもんだから、そのたくましい毛根もしっかり確認しちゃったよw 全然禿げる兆しゼロだった〜(^q^))

一回は慎吾だけで出てきて、フィナーレのダンスでもやったポーズを披露して、めっちゃ盛り上がった。
挨拶してくれたのも初日だからかなあと思ってたけど、その後も毎回挨拶コメント入れてくれたのが嬉しい誤算でした。
「カテコで何やっていいかわからない。ゲネプロでもやってないし」って言ってた慎吾さんが、回を重ねるごとに熟れていくのが、またたまらなかったです。

初日終わって、正直、歌はやっぱり他のキャストの皆さんがものすごく上手い人ばかりで、技術的には到底及ばないなあと思ったんですけど、でも、声量はあるし、踊りながらもしっかり歌うということに慣れてくれば、なんといってもあの存在感ですから、弱点をカバーしつつ、魅せられるようになるんじゃないかなという期待しかなく、観る前に感じていた不安は全く消えていました。

そして、初日前は4枚しか買ってなかった東京公演のチケットが、この初日以後、11枚まで増えたっていうね…
たぶん史上最速で諭吉が飛んだんじゃないかな(^q^)