20141102オーシャンズ11大阪千秋楽(アドリブメモ その2)
★演技指導に入る前のイレブンの役割分担確認。
金庫室に潜入する役にライナスを指名するダニー。
「コイツだいじょうぶかあああ?」
といつも以上に甲高くて素っ頓狂な声を上げるラスティに、
「お前大丈夫か?」
と問うダニーw
これ大阪公演でちょくちょくやり始めたアドリブでしたが、私はこの日ようやく聞くことができて嬉しかったです!
★演技指導は以下に書いたので割愛
20141102オーシャンズ11大阪千秋楽「演技指導」 - オーシャンズ11備忘録
★ラスティ&ポーラ
大千秋楽はママの離婚歴が「バツ10」にw これまで私の記憶だとバツ5が最高だった気がするんだけど、一気に倍に増やしてきた。もはや誰がラスティのパパなのかわからないレベル。
セリ下がってくところでは、ラスティに「ふざけすぎっ!」って怒るポーラが可愛かったでえす(^p^)
★ラスティのルービックキューブは全部の面揃わず(残念)
★テスの前でのニセ再会
「あちき?」
「そやで。変な顔してるあんたやで」
「焦点があってみればテスじゃないか」(どんだけピントずれしてたん)
ダニー登場。
ラスティいつも以上に甲高い声で
「だあああにいいいい!」
ダニーもいつも以上に声張り上げて
「らああすてぃいい!」
こちらは大千秋楽でも結局握手はせず。
ラスティ不満いっぱいに
「よーけーるー(●`ε´●)」とふくれながら去っていったw
(あんだけハグハグ祭だったんだからもういいじゃん…と私の心の声)
★鑑定書のやりとりのリヴィングストンは井上陽水風ということで良いのかあれはw
★ジョンソン先生
コーナー前のフランクの一言
「さあ、いよいよ最後のジョンソン劇場だよ!」
ジョンソン先生、何の装飾も付けずに登場したので、ん?最後なのにまともじゃん?って思ってたら、モロイ兄弟が何やら小道具を袋に詰めて持ってきてた。
「新企画!あの人にもう一度」
というコーナーを突然始めるジョンソン先生。
「あなたがもう一度観たいものをこの中から選んで」
と、ジョンソングッズwの入った袋をベネ様へ。
ベネ様しゃがみこんで、袋の中をゴソゴソ漁る。
「これ観たことないな…」
とダースベーダーみたいな被り物を出す。
「それだけは絶対やめてくだしゃい!」と慌てるジョンソン先生(じゃあ何で持ってきたw)
(個人練習時に上手くいかなかったのだろうかと想像すると可笑しい)
「小道具にどんだけポケットマネーつぎ込んでるんだ」と思わずベネ様も言ってしまうほど、グッズが大量に出てくるw
ベネ様が選んだのは11/1マチネで使われたとても記憶に新しい歌舞伎バージョン。ベネ様、あの時もすごく面白がってたけど、本当にお気に入りのようですw
するとジョンソン先生、ソール乗せた搬送用ベッドとともに袖に引っ込んでく。
まさかのシーンやり直しwww
舞台上も客席もあまりの展開に動揺&爆笑中!
「本当にやり直すのか!?」とベネ様。
動揺するベネ様の元へ、秘書ベスが超やる気満々で飛び込んでくるシーンを再演w
(ベス偉いわw)
ジョンソン先生、隈取マスクして「いよーぉ、いよーぉ」と入ってくる。
「あなたが支配人?」のところを歌舞伎版だと「あなたが勘定奉行?」(チョンチョン!)
そういえば柝を打ち損ねて落っことし、舞台前まで拾いに行ってたっけw
「やっぱり面白いな」とベネ様ちょっとご満悦w
もはやこのシーンの意味がわからなくなっております!w
「怒られるのは覚悟だよぉ〜」と開き直るジョンソン先生w
思えば、東京初日はとっても真面目なシーンだったんだよ。花組版で北翔ラスティがものすごく弾けてたから、初日観た時はすげー物足りない!つまんない!って思ってたのに、それが今やこの舞台の名物コーナー。客もキャストもベネ様までもが毎度楽しみに。
全45公演、これ以上あったらもうネタがありませんとカテコで苦しい胸の内を吐露していた耕史くん。
慎吾が楽屋を訪ねたら、ここはLOFTか?!ってぐらいジョンソングッズに埋め尽くされてたとかw
ほんと毎度毎度工夫凝らしてくれてありがとう!
でも、11/1の時も気になったんだけど、最後「中村屋へ!」って言ってはけてくけど、それじゃ食べ物屋になっちゃうよw それとも中村座って言ってた?
「金庫」の歌のあとの一言は「ふざけきった!」と見得を切るように言うラスティw
★偽ダニー来襲のあとのラスティ
「最後にひとつだけ教えてやろう。豚肉はよく焼いて食べた方がいい」
「そんな情報最後にいらないよ」(確かにw)
でもベネ様は「正直言うと、楽しかったぞw」
と、ここもハッピーエンドw
★ベガスから去るダイアナ様の一言
「私もピラミッドに乗りたかったわぁ」
★テスが破った離婚届はバージルが見事にキャッチして拍手!
★ラスティの去り際「俺もポーラに、あ、ぷろぽぉぉ〜ず(歌舞伎口調でw))
20141102オーシャンズ11大阪千秋楽(アドリブメモ その1)
★ルーベン宅(その1)
オーシャンズ11番外編「東京公演までの道のり、題してあの頃の私♪」
大阪公演のレポもまだひとつしか上げていないのに、 このBlog主の自己紹介も兼ねて、備忘録番外編「東京公演までの道のり、題してあの頃の私♪」をお送りします。興味無い方はもちろんスルーしてくだされ。
★3月6日(木)
深夜からtwitter上ではまことしやかに情報が流れていたようだが、私は朝起きてからこの衝撃のニュースを知った。
「慎吾が宝塚制作のミュージカル「オーシャンズ11」に主演、共演者は山本耕史、観月ありさ」
今年で新選組!から丸10年が経っていた。思えば、がっつりスマヲタになった今の私がいるのは、奇しくもこの10年前の新選組!がきっかけであった。
私は慎吾より遅れること23日後に生まれた超がっつりSMAP世代である。
小学生の頃、少年隊から光GENJI、男闘呼組…とジャニーズを夢中で追いかけているうちに、その後ろにいる少年達の存在も当然知っていた。
まだ10代だった、デビュー前のSMAP。
当時の私は中居さんのファンで、慎吾に関しては同い年の子がTVに出ていることに嫉妬していたので嫌いだったw
小学生の私から見たら慎吾はただの小学生だったし、かっこいいお兄ちゃんたちが他に5人もいるのに、わざわざときめくような理由も魅力もまるでなかったのだ。仲の良かった友達同士で「私木村くん」「中居くん!」と担当を決めるときも、慎吾だけは誰も担当にならなかったほど(哀れ)
しかし中学生になり、SMAPが本格的にデビューする頃になると、私の興味は次第にジャニーズから離れていった。当時はバンドブーム全盛期だったので、ジャニーズアイドルは、はっきり言ってお子様向けのすでに時代遅れのグループだった。
そうしてSMAPから興味の離れていた私だったが、なぜか不思議なことに慎吾のドラマはよく観ていた。「沙粧妙子の事件簿」「ドク」「未成年」…そして特に「蘇える金狼」は毎週野球延長による時間変更にも負けず、めちゃくちゃ嵌ったドラマだった。
同じ小学生の頃はどうでもよかったのだが、10代後半あたりから慎吾は背も大きくなり、同世代男子と比較にならないほど、妖しげな色気を放つ青年になり、また演じていた役柄も当時の慎吾にあった、魅力的なものが多かった気がする。
そして迎えた運命の2004年…。
私の地元は近藤勇生誕の地である。もし同じ時代に生まれていたなら、私は近藤さんをかっちゃんと呼ぶ幼なじみだったに違いない(断言)
その近藤勇を主役とした大河ドラマ「新選組!」が放送される。その脚本が三谷幸喜で、更に主演が慎吾となれば観ないわけがない。
まさに運命のようなお膳立てに導かれるように、2004年1月11日を迎えた(もちろん前日のスマステだってチェック済!)。
予想通り、私はドラマにとてもハマってしまった。どれくらいハマったかというと、毎日その週の録画を見返し、長文の感想をBlogにUPし、関係する書籍や雑誌はほぼ全てお買い上げ。
地元で行われた新選組関連イベントに足繁く出向き、非売品のポスターだって全種類GETした。
渋谷のスタジオパークにも通いまくり撮影を見学し、インターネットで知り合った慎吾ファン、耕史ファンと連日メールや掲示板で語り合うぐらい、あの一年間はとにかく寝ても覚めても新選組!一色だった。
こうして、ものの見事に、慎吾のファン…そしてSMAPのファンに返り咲いたのである。
それから10年が経ち、局長副長コンビの共演はちょこちょこ観られたものの、舞台で長期間にわたり、再びコンビを組んで芝居するなんて、
この私が観ないわけにはいかないじゃないか!!!
という勢いだった。
10年前、このコンビの人気は凄まじかった。私もまんまとそれにはまっていたし、実際スタジオパークで撮影を見学して観ることのできた役を離れた二人の関係も含めて大好きだった。
なので絶対になんとしてでもチケットは取る!
行くなら初日は絶対!という執念のもとチケットの先行発売日を迎えた。
★4月13日
いよいよオーシャンズ11東京公演のチケット先行発売日。しかも先着順の電話のみである。
私は前日から少しでも繋がりやすくなるよう、iPhoneのリダイヤル方法をネットで検索し、これまで知らなかった非常に効率のいいリダイヤル方法をマスターし、更に練習までして当日の闘いに挑んだ。
その地道な執念もあってか、開始から深夜まで電話していた方も少なくないなか、わずか23分で繋がるという奇跡を起こし、見事初日のチケットをゲットしたのである。その後も何度かかけ、計3日分のチケットをこの日は入手して終えた。
★4月27日
チケット争奪戦はまだまだ続く。
この日はオーシャンズ東京公演一般発売日。
またもや先着順の電話のみだが、狙うは先行で取れなかった千秋楽のチケットのみだったため、ほぼ無理だろうと思っていた。だが、一応これだけのために梅芸会員(有料)になり、会員専用の特電にかける。通常のプレイガイドなら数分前から繋がりにくくなり、NTTのおば…お姉さんの無情な声を何度となく聞くことになるのだが、梅芸会員専用の特電はそうではなかった。何度かけてもすぐ繋がってしまうのである。
「これはもしやいける?」と思いながら10時になる10秒前に繋がった電話をそのままにしておいたら、なんと!そのまま千秋楽のチケットが取れてしまった!(ひゃっほー)
いやほんとにこれも10年分の思いを賭けた執念が成せたことなのかもしれない…我ながら恐るべし。
そして2週間前の先行分とともにチケットを発券してきた初日の席が、なんとほぼどセンターの前から2列目だったときはしんだ。
思えば、去年の人類資金の舞台挨拶も私は前から2列目という席を引き当てたぐらいわなぜか2列目運に恵まれていたりする。
映画を観るには首がもげそうになるぐらい、あまりに辛い席だったが、ジョニーデップのようなおヒゲ慎吾を間近で観られたことは忘れられない(ただし1列目ならハイタッチのおまけ付きだった。くそう…)
かくして4公演分のチケットを確保して、いよいよ初日の日を迎えるのである。(続く予定)
20141102オーシャンズ11大阪千秋楽「演技指導」
★大阪公演 大千秋楽の演技指導
「今日の演技指導は…」
ラスティ、たっぷり間を空けてから、
「ダニー・オーシャン!」
と呼ぶと会場はヒュー♪ヒュー♪&大歓声!
待ってました!東京千秋楽以来、2度目となるダニーの演技指導。
やっぱり最後はダニーじゃないとね♪
東京千秋楽同様、何か考えこみながら、前に出て来るダニー。そして、
「俺達は男だが、時に変装して女にならなければならないときもある。もし、そこで男に言い寄られたらどうする?…ラスティー!」
とラスティを前に呼ぶダニー。まあ客席がいちいち盛り上がること(私もだがw)
二人向かい合って、ダニーがラスティの両腕掴む(ぎゃっ)
(私、この時点で、てっきりダニーが女役をやって、こうやるんだよ的な見本を示すのかと思ってた。何故かというと、東京千秋楽のジョンソン先生が頭にあったもんで、皆でジョンソン先生になりきったように、今回は皆でオカマ口調になって遊び倒すのかなと…。東京の時から慎吾さんオカマちゃんとかローラのモノマネをやりたそうにしつつも、ダニーの殻をついぞ破れなかったしねw)
そしたら、ダニーが突然、ラスティに向かって、めっちゃ渋い声で
「愛してる」
なんて囁くもんだから、私椅子から15cmは飛んだw ほんとに飛んだ。
声にならない声出た。ぴややああああ。
ちょっとダニ~!?@×▲□ いや香取慎吾、ついに千秋楽にしてご乱心したかと思ったw
すでにその前にふなっしーとのコラボシーンで「ダニー・オーシャンなっしー♪」なんてやってたから、その徴候はあったのだけど、まさかここでラスティとラブシーンをやるとは←
何この大千秋楽出血大サービス!(私はこの時点で半分しんでます)
突然告られたラスティだって、そりゃびっくりしただろうよ。
でも、言い寄られたらどう回避するかがこの演技指導のテーマのはずなのに、ラスティったら、
「あたちも~♪(*^q^*)」(ハート飛びまくってんの見えたよ)
と当然と言わんばかりに飛びつくように抱きついたw(そりゃあんた慎吾からそんなこと言われたら耕史はそうするだろうよって2000人近い観客めっちゃ頷いたよw つか皆ぎゃああああとか爆笑とかそんな反応だったけど。ちなみにこの時のイレブンの反応まるで見えてないので、誰か教えてくだされw)
でも、ダニーそれじゃダメって感じでラスティを引き剥がし、めっちゃ渋い声で
「ダメよーダメダメ」
と今流行りのあのネタであることを教え、もう一度やり直すかのように向き合い肩を掴む。さっきよりも顔を近づけて、またまた渋~い声で、
「愛してる」
(ほんとめっちゃエロい声。自然で一切照れなし。ダニーになりきってるから大丈夫なのかっw)
ラスティ、言われたとおりに、
「ダメよーダメダメ♪」
でも、これがめっちゃ可愛い言い方なんですよ奥さん!(*^q^*)
「いいじゃないか」
「ダメよーダメダメ♪」
「俺はラスティに会えて、人生変わったんだ」
「ダメよーダメダメ♪」
「可愛いよ、なあ、いいだろ?」
「イイ~~~~~!!!ヽ(≧∇≦)ノ」
もう、たまらーんとばかりにラスティ再び抱きつく(ハート1万個ぐらい飛んでた)。
ダニーも今度は拒絶せず2人熱く抱擁。(客席絶叫。この間、イレブン置いてけぼりで2人の世界。こんな座長と副長(?)でごめんw)
(…でもこのオチで正解だったんすか?ダニーさん…。言い寄られて受け入れちゃって、ハッピーエンドってことでいいの?w)
しかし、いったいこの絶叫展開からどうするのだろうと、このままダニーとラスティ愛の劇場で終わっていいのか千秋楽!それでは山本耕史だけが丸儲けじゃねえかwとも思ったんだけど、ここからが本当に慎吾の凄いところでした。
ラスティをぐいって引き剥がしたあと、
「演技も大事だが、一番大事なのは仲間だ。集まってくれてありがとう」
と後ろのイレブンに告げるダニー。
(この時点でかなりグッときました)
「最後まで気を抜くな。このミッションを成功させるんだ」
と言いながら、イレブン1人1人とハグ。(ここかなり感動して泣いてしまった)
イレブンは皆、台の上に乗っているので、ダニーが下から皆を見上げるようにしてハグ。
泣いてしまってあまりよくわからなかったけど、バージル役の安井君はちゃんと帽子取ってパソコンも畳んで、待ち構えてくれたみたいですね(偉いわ)
ルーベン役の芋洗坂係長がダニーのアドリブに泣きそうになったと言ってたのもこの場面かな?
ラスティもいつのまにか元の立ち位置に戻り、またダニーとハグ。(お前はもう充分だろ!と思ったことは内緒w)
最後のバシャーとハグ終わったあと、ダニー突然、オペラのテノール歌手のように声を張り上げ、
「ローイレ、ローイレ、友達大事♪…」
と妖怪体操を歌い出して、ステージ中央でウォッチッチ♪の振り付けをビシッと決めたw
「今日は様子がおかしい。きっと妖怪のせいだ!ラスティ止めてくれ」
「ダニーオーシャンが最後に失礼いたしました!」
とラスティ頭下げてる後ろで、後ろ向いたまま
「早く終わらせろ!」
と叫ぶダニーw
「解散!」
皆がはける中、ダニー再び妖怪に取り憑かれたかのように、「カイカイキイキイ♪」歌いながら、妖怪体操踊り出したもんだから、ラスティにがしっと抱えられ、動きを抑えこまれつつ強制退場w
最後まで面白いダニー!最高でした♪
いやもうオチまで完璧です。さすがっすね。
★ ★ ★
ラスティ相手に「愛してる」とか言い出した時は、最後に最強のデレキタ━━(゚∀゚)━━!!と思って、ほんと意識飛びかけましたw 必死で魂を椅子にしがみつかせたけども、危うくあの世へ旅立つとこだったぜ←
またその台詞回しに微塵の照れもなく、テス相手に甘い言葉言ってる時よりもずっと声がエロくて(何故w)
今までのどの作品のラブシーンより台詞回しが上手かった気がするw
あれは永久に耳に残しておきた~い!
ほんとラスティが羨ましいぜーw もう!
その後のイレブンとのハグシーンは、ほんと今後再演やヅカ版があるなら、あのシーンは新たに増やして入れるべきなのではと思うぐらいとても感動的でした。
ダニーからイレブンへ、慎吾から皆へ、今日までよくついてきてくれた、支えてくれたという感謝が詰まっていて、ほんとにたまらなかったです。
慎吾がダニーという役を、座長をやれてよかった。